民族 ethnic consciousness 2004 10 8
現代では、文明の利器である飛行機や自動車が、紛争を運ぶ手段となっています。
最近は、もはや収拾がつかないところまできてしまいました。
ハムスター hamster 2004 1 20
日本では、ハムスターが、ペットとして人気があります。
ペットショップへ行くと、実に多くの種類のハムスターがいます。
大きい種類のものから、小さい種類のものまで。
色が茶色のものから、白い色のものまで。
ハムスターが入っている陳列用のかごを見ていると、
かわいくて、つい買ってしまう人もいるそうです。
そして、こんな失敗をした人がいたそうです。
その人は、うさぎ用のハウスに近い、大きなハムスター・ハウスを買いました。
ハムスターは、小さな、かわいいハムスターを、1匹買いました。
しばらくして、その人は、ハムスターを飼うのに慣れてきましたので、
ハムスターが、一人では、さびしいだろうからと、もう1匹買ってきました。
これで、ハムスターは、2匹となったのですが、時々、ケンカはしましたが、
2匹のハムスターは、なんとか、暮らしていけました。
そこで、自信を持った飼い主は、
大きい種類のものから、小さい種類のものまで、
色が茶色のものから、白い色のものまで、
いろいろな種類のハムスターが、数多く、いた方が、
ハムスター同士、楽しいのではないかと考えました。
そして、いろいろな種類のハムスターを買ってきました。
ところが、ハムスターは、もともと縄張り意識が強いので、
仲良く暮らすどころか、ハムスター同士の「内戦」が始まってしまいました。
困った飼い主は、ハムスターが、別々に暮らせる「小さな家」を作ってあげて、
家と家の間隔を、大きく取って、ハムスターの縄張りの区画としたのです。
しかし、それでも、ハムスター同士の「内戦」は終わらなかったのです。
今度は、ハムスター同士が、縄張りの拡張に動いたのです。
そこで、飼い主は、最終手段として、
人工的な池や川を作って、それを、ハムスターの縄張りの境界線としたのです。
ハムスターは、水で濡れるのを嫌がります。
ハムスター・ハウスは、うさぎが住めるような大きなものでした。
さて、地球を眺めると、
ハムスター・ハウスで起きたことと同じことが、起きていないでしょうか。
最近は、飛行機がありますので、海があっても、紛争がなくなりません。